足と自律神経

legs and autonomic nervous system

足は体の土台です。

足は体を支える土台です。
足の裏にある3本のアーチは、地面から伝わるストレスをやわらげています。アーチが崩れて足裏が変形してしまうと、どうしても病気につながりやすくなります。足の持っている免震構造のような役割が果たせなくなると、地面からのストレスは直接体全体に伝わります。体は、本能的に重力とのバランスをとり、まっすぐ立とうとして首や腰に何倍もの余分な力を入れてしまいます。

特に頸椎の最上部、頸椎1番、頸椎2番は、クッションがない上に、可動域が大きい部分です。不安定な足裏を補おうとして、傾き、ずれやすくなります。
頸椎は自律神経が集中し出ている部分ですから、神経の伝達がうまくいかなくなったり、切り替えがうまくできなくなったりします。長期間に及ぶと、体に慢性疲労が蓄積し、どうしても交感神経緊張状態が続いて増多した顆粒球が放出した活性酸素が正常な細胞、神経、臓器を破壊し、免疫力を低下させ、病気を招いてしまいます。

人間が重力のストレスを受けているのは、眠っている時間(約8時間)を除いた人生の3分の2もの時間。1日およそ16時間は重力のストレスを受けているわけです。
ですから、負担のかかる足のケアが何より大切です。足のゆびがまっすぐ伸びていないと足は緊張したままとなりさらに負荷がかかってしまいます。たかが足と考えられがちですが、足の歪み足ゆびのトラブルが2次的障害を発生させることに大きな問題があります。

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